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2024/11/22

初の国交大臣賞に空尾さん(壁装)と長尾さん(床) ジェイシフ全国技能競技大会

 関東建設インテリア事業協同組合(ジェイシフ関東、高野寅吉理事長)、日本建設インテリア事業協同組合連合会(ジェイシフ、岩野彰会長)は、国土交通大臣、東京都、中央職業能力開発協会、職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会の後援で、第35回ジェイシフ全国技能競技大会を11月20日から22日までの3日間、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催しました。多くのギャラリーを集める中で競技を行った結果、初の国土交通大臣賞を壁装仕上が空尾大和さん(文創・中部)、プラスチック系床仕上が長尾剛宏さん(リック・近畿)がそれぞれ獲得しました。

壁装仕上 

    制限時間の中で日頃鍛えてきた技を披露(写真は初日の壁装仕上競技) 

プラスチック系床仕上           20歳から62歳まで幅広い年代の選手が参加(写真は2日目のプラスチック系床仕上競技)

 大会は、技能・技術の向上と伝承と共に、若手技能者に挑戦の機会を提供するのが目的。同時に、業界をより多くの人々に知ってもらい、興味を持ってもらうことで、新たな人材の開拓につなげようというもの。今回初めて国土交通省が後援し、大臣賞を設けています。東京ビッグサイトでの開催は3回目。会を重ねるごとに競技を観戦するギャラリーが増えています。
 初日の20日が壁装仕上作業、21日がプラスチック系床仕上作業について、全国から集まった計31人の選手たちが、4時間という制限時間の中で技を競いました。選手は、20歳から62歳まで幅広い年齢、女性(4人)、外国人(3人)と多彩な顔触れとなっていました。

 プラスチック系床仕上の審査を担当した日本内装仕上技能士会連合会会長の本間健治審査委員長は、「優勝者の作品は文句をつけようがない」とたたえるとともに、「この競技は接着剤の塗り方が重要。塗りにくかったかもしれないが、しっかりと処理した選手もいた」と述べ、参加者に一層の技能向上への努力を求めました。

加賀美専務から表彰状贈呈 全国建設産業教育訓練協会賞を同協会の加賀美専務理事から贈呈

 3日目は、入賞作品を展示するとともに、床施工体験会やカーペット施工デモンストレーションを行いました。
 入賞者は次の通り(敬称略)。
〈壁装仕上競技〉
 ▽国土交通大臣賞=空尾大和(文創・中部)▽東京都知事賞=村瀬歩未(文創・中部)▽中央職業能力開発協会賞=寺尾佳晃(岩野商会・信越)▽全国建設産業教育訓練協会賞=黒澤あゆみ(松坂屋建材・関東)
〈プラスチック系床仕上競技〉
 ▽国土交通大臣賞=長尾剛宏(リック・近畿)▽東京都知事賞=坂上文哉(つきの・九州)▽中央職業能力開発協会賞=齋藤智也(TSH・関東)▽全国建設産業教育訓練協会賞=坂井陽人(ファインプレー・関東)







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