富士教育訓練センター

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2024/12/23

 「あいさつや会話でコミュニケーションを」加賀美専務 富士砂防の安全協議会で講話

 国土交通省中部地方整備局富士砂防事務所(光永建男所長)は12月19日、安全意識をより一層高めることを目的として「工事等安全協議会」を開きました。この中で、全国建設産業教育訓練協会の加賀美武専務理事が講話し、富士教育訓練センター(富士宮市根原)で教育訓練の一環として行っている朝礼を紹介し、安全の確保の上からあいさつや会話によるコミュニケーションの重要性を訴えました。

講話する加賀美専務理事(写真提供:富士砂防事務所)              講話する加賀美専務理事(写真提供:富士砂防事務所)

 加賀美専務理事は、朝礼を「1日の始業開始の合図として、1日の安全対策の予習の場として欠かせないものだ」とし、訓練センターで行っている朝礼を紹介。ラジオ体操、安全トレーニングの指差呼称、あいさつ訓練といった順に行っているとし、それぞれの意味、目的を説明しました。
 特に、あいさつについては、「コミュニケーションの入り口」と位置付けるとともに、大きな声での元気なあいさつが人々に好まれるものだと指摘しました。最近では「大きな声」がパワハラのような扱いを受けがちであるとしながらも、なぜ建設業の現場で「大きな声」が必要であるかを説明し、納得させることが大事だと話しました。

 加賀美専務理事は「現場や会社の中で老若隔たりなく、あいさつや会話をしていきましょう。それがコミュニケーションとなり、現場の安全管理につながる」と参加者に呼び掛けました。

静岡県清水区由比地区工事現場で安全パトロール

    静岡市清水区由比地区の現場を安全パトロール(写真提供:富士砂防事務所)

 当日は、参加者一同で静岡市清水区由比地区の地滑り対策工事現場の安全パトロールを実施しました。その後、富士市の富士商工会議所に場所を移して安全協議会を開き、富士労働基準監督署の講話や工事現場技術者による安全施工技術に関する研究論文発表、中部地方整備局管内の工事事故派生状況の説明などを行いました。研究論文発表では、最優秀賞に五光建設、優秀賞に早野組、小松建設がそれぞれ選ばれました。

論文発表受賞者と記念写真 

   論文発表受賞者と記念撮影(写真提供:富士砂防事務所) 






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