富士教育訓練センター

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2015/11/11

才賀会長、内山副会長らが太田前国土交通大臣を訪問

 職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会の才賀清二郎会長、内山聖副会長は11日、前国土交通大臣の太田昭宏衆議院議員を訪問し、9月の富士教育訓練センター建て替え工事の着工を報告しました。太田議員は「(完成が)楽しみだね。竣工式には行きたいですね」と話しました。


 当日は、才賀会長、内山副会長の他、道用光春顧問、菅井文明専務理事、名倉啓司東京事務所長の計5人が、東京都千代田区の衆議院第一議員会館の9階にある太田議員の部屋を尋ねました。


 太田議員に対し、才賀会長と菅井専務理事が図面を用いて、着工した宿泊棟・共用棟、未着手の教室棟なども含めて建て替え工事の概要を説明しました。食堂がガラス張りになって富士山が見えるようになると言うと、太田議員は「すごいね」と驚きました。太田前国交大臣に建て替え工事の概要を説明する才賀会長平成29年4月の完成が「楽しみだね、楽しみだね」と繰り返し、竣工式には「行きたいですね」と話しました。


 さらに、「建設産業に若い人たちが入って来られるように、いろいろな現場を回って激励したい」とするとともに、「プラスの3Kで給料がいい、休暇がある、希望がある。そういう職業にしよう」と呼び掛けました。


 この他、現在問題になっているくい打ち工事のデータの取り扱いや、元請け責任などについてもざっくばらんに話し合いました。


特に職人の賃金にしわ寄せする安値受注、ダンピングの問題について、太田議員は「『人件費が高くて困ったものだ』ではないのだ。無理なものは無理。適正な値段でやらなくてはダメ。そうしないとすべてが苦しみになる。安くていいものではない」と強く訴えました。


 続けて「この機会に『いいものは高い』としなければならない。『安ければいい』というのでは職人が困る。(国交大臣在任中の)3年間やってきたことに、もう一歩踏み込まなくてはならない。現場の職人に給料が行く方向に持って行かなくてはならない」。具体的に「地方なら年収400万円あれば暮らしていけるのではないか。職人が人生設計ができるように持って行かなくてはならない」と話しました。衆議院第一議員会館 太田議員室で


 太田議員が国土交通大臣在任中の平成25年に富士教育訓練センターを訪れたことを契機に、建て替え計画が一気に動き出し、ことし9月に宿泊棟と共用棟が着工することになりました。


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