富士教育訓練センター

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2016/02/24

OB2人も実技指導 春日部工業高校で体験授業

 埼玉県建設業協会の主催で2月22日、県立春日部工業高校(埼玉県春日部市)で建設業体験講座が開かれ、建築科の71人が建設業について学ぶとともに、鉄筋の結束を体験しました。講師は、富士教育訓練センターの橋本学講師が務めました。また、東京都鉄筋業協同組合から同校卒業生の小川望さんと増田敬太さん(いずれも小黒組・東京都江東区)が実技指導に協力してくれました。
小川さんが指導 当日は、2年A組、B組の2クラスで、それぞれ午前、午後に授業を行いました。座学では橋本講師が、初めに日本の人口や建設業者数、有効求人倍率の高い業種といった問題を通して、建設業の位置付けを確認しました。その上で、建設業の仕事の仕組みを説明。さらに、将来に向けて「どういう人間になりたいのかを決めてほしい。そのために今から何をするのかを考えてほしい」とアドバイスしました。
 実技は660_四方のベースの組み立てを課題に、2人1組になってハッカーの使い方、結束の仕方を学びました。「ハッカーを寝かさないよ」「鉄筋が動かないように足で押さえて」と、同校を一昨年卒業の小川さん、昨年卒業したばかりの増田さんが、後輩たちに丁寧に教えていました。増田さんが実技指導


  

 完成したら記念写真を撮影して、今度はすぐに解体しましたが、生徒たちはものづくりの実感と達成感が得られた様子で、橋本講師の「楽しかった人は手を挙げて」の声に、ほとんどが応じていました。中には、「将来は基礎工事に就きたい」「鉄筋の仕事をやってもいいかなと思っています」と応える生徒もいました。


  

 小川さんは「自分の時はみんなみたいに組めなくてつまらなかった。でも、会社に入って早くくめるようになり楽しくなってきました。みんなは普通に組めてすごいなと思いました」、増田さんは「仕事を覚えるうちに仕事が面白いと思えるようになりました」とそれぞれ話し、「興味があったら鉄筋業の仲間になってほしい」と呼び掛けました。
橋本講師を囲んで


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