7月27日、28日の2日間、愛知県名古屋市のホテル・ルブラ王山で、東日本管内の工業高校の先生方が集い「東日本建築教育研究会愛知大会」が開かれました。職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会・富士教育訓練センターは、大会に合わせてブースを設け、センターの取り組みをPRしました。
ブースでは、教員向けの各種研修、本年度から建設業振興基金と共催で実施する「実務施工体験研修」、広報紙「朝霧高原の風」、3級技能検定(鉄筋、型枠)、東日本建設業保証が提供の「就職前準備研修」、厚生労働省の建設労働者緊急育成支援事業などの資料を用意し、センターの幅広い活動を紹介しました。
立ち寄った先生からは、「3級の技能検定ができたが、教師が生徒に教えられない」「実務施工体験研修に申し込んだが、何人くらい参加予定か」「教師向けの実務研修を出前してほしい」などの問い掛けや要望がありました。
約120人が参加した大会は「Quality『建築教育の室』」がテーマ。消防法や建築構造、測量などについて学ぶ分科会や名古屋市立工芸高校など2校の取り組み発表、愛知総合工科高校の視察も行われました。
なお、研究会総会では役員を改選し、東京都立総合工科高校(東京都世田谷区)の平田誠一校長が会長に就任しました。