本館教室棟建替工事は屋根、外壁が出来上がり、11月17日にはほとんどの外部足場が解体されて、ようやく姿を現しました。教室棟は先行した共用棟・宿泊棟に東西方向に一直線に連なっていて壮観です。新しい本館は、現本館の後ろに控えているため、全貌を拝めるのは来年初夏になる予定です。
本館教室棟は、共用棟・宿泊棟と外壁を同材で施工、南面の色彩を統一することで、施設群の一体性、連続性を図っています。共用棟・宿泊棟が東西面の色彩を変えているように、本館教室棟も同様ツートンの配色です。こちらは特に学びの場として、品良く落ち着いた色合いになっています。
建物内部では、トイレのタイル貼り、天井のボード貼りなどさまざまな工事が着々と進められています。11月下旬から塗装工事など本格的な仕上げ工事に入っていきます。
木内建設鰍フ河村毅作業所長によると、「難しいところはほとんどありませんが、作業毎の手順・過程を確実に管理し、良い建物が提供できるよう、協力業者と共に頑張ります」と語っています。
また、安全面では、外部足場解体が終わったことから高所作業がほぼ終了、「ひと安心ですが、0災害を最後まで継続できるように気を引き締めています」。同時に、寒冷期を迎えているため、「火災の防止、通勤・運搬車両の交通災害の防止などを重点的に指導・管理していきます」と、一層の安全管理に努める考えを示しています。
全国建設産業教育訓練協会では、今後、本館教室棟に必要な什器・備品の確認を行うなど、来年3月中の引っ越しに向けて準備を進めることにしています。
教室棟エントランスの景色のワンポイントとなる階段吹上の折上天井