富士教育訓練センター

職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会・富士教育訓練センター（静岡県富士宮市）が実施する、土木の詳細設計を担当する技術者を対象とした「土木設計技士資格検定試験」の受験申込み締め切りが今月15日と迫っています。受験希望者はお早めに申込手続きをしてください。
　土木分野の資格は、既に国家資格の技術士やＲＣＣＭがありますが、当協会では設計の実務に関わる技術者の能力に特化した資格として「土木設計技士」を実施しています。
「土木設計技士」は、土木設計技術者としての高い倫理観を持ちながら、構造計算。図面作成、数量計算、施工計画ができる実務型の技術を身につけているのが特色。インフラメンテナンスの基本的な知識と素養を備え、維持管理や更新時の詳細設計などで活躍することが期待されています。
　国土交通省の「公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に資する技術者資格登録規定」に基づき、橋梁（鋼橋）、橋梁（コンクリート橋）、トンネルの３部門で点検業務の担当技術者として評価され、総合評価方式を取り入れた入札で加点評価もされます。
　受験資格には、一定の実務経験が必要。受験申込みはホームページで受け付けており、締め切りは11月15日(金)。試験は、12月8日(日)に東京と静岡の2会場で実施します。東京会場は富士教育訓練センター東京事務所（東京都板橋区）、静岡会場は富士教育訓練センター（静岡県富士宮市）です。
　検定資格と合わせ、12月５日〜７日に同センターで「土木技術者研修」（定員20名、静岡県知事認定職業訓練）を実施。土木設計に関する技術力の向上に役立つ知識を習得する研修を行います。
詳細は、富士教育訓練センターホームページ（http://www.fuji-kkc.ac.jp）の検定用サイト（https://www.shikenweb.jp）をご覧ください。