富士教育訓練センター

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2020/02/28

職人は自信を持てる仕事 大宮工業高校で出前授業

 富士教育訓練センターは2月19日、埼玉県大宮工業高校(さいたま市北区、宮原浩校長)で建設業体験講座を行いました。建築科2年2クラスの計76人が建設業の仕組みと魅力(座学)、鉄筋の組み立て(実習)を学びました。

講義する山氏講義する山講師
 建設業体験講座は、埼玉県建設業協会(伊田登喜三郎会長)の委託を受けて実施しているもので、令和元年度は埼玉県内の県立工業高校7校で実施。今回が最終となっています。
 座学は、富士教育訓練センターの講師を務める山寛氏(向井建設)が「建設業の仕組みと魅力」と題して講義しました。山氏は1級建築施工管理技士をはじめ約30種類の資格を持っていることを紹介した上で、「腕を磨けばどこでも通用する。職人は胸を張って仕事をしている。自分に自信が持てる仕事だ」と訴えました。
 また、山氏が携わった東京都内の主要な施設を示して、「自分が造った施設を家族と共にエンドユーザーとして利用し、家族に自慢したこともある」と話し、「地図に残る仕事」に携わる醍醐味、喜びを生徒たちに伝えました。

実習風景東京鉄筋工業協会会員が丁寧に実習指導
 実習では各クラス3グループに分かれ、協同組合東京鉄筋工業協会会員企業の6人の指導の下、鉄筋の組み立てに取り組みました。同協会の飛田良樹理事長(飛田鉄筋工業)は「鉄筋は日本で一番重要な仕事を担っていると自負している」とあいさつ。生徒たちは慣れないハッカーの扱いに初めは苦労しながらも次第に慣れ、力を合わせて約40分でベース、柱、梁を組み上げました。「面白かった。外の仕事がしたい」と鉄筋施工に興味を持った生徒もいました。




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