10月5日(日)、富士宮市根原区主催の「朝霧草原環境保全フォーラム」が富士教育訓練センターで開催されました。同フォーラムは、朝霧ビバレッジ株式会社の助成事業『茅場の多面的機能と生物多様性の調査および普及啓発事業』の一環として実施されているもの。当日は、地域の関係者や行政職員、住民など約70名が参加しました。

開会にあたり、来賓の富士宮市役所文化課の中野香織課長、朝霧ビバレッジ株式会社の杉﨑訓弘社長が挨拶。続いて、東京農業大学グリーンアカデミーの木村悦之講師が「朝霧高原茅場の火入れ」、同大学地域創成科学科の町田怜子教授が「草原を守るボランティアの力と持続的な運営 ―阿蘇グリーンストック事例に―」とそれぞれ題して講演し、参加者と草原環境の保全や地域資源の活用について活発な意見交換を行いました。
正午の閉会に際し、富士教育訓練センターの加賀美武専務理事が挨拶、最後に富士宮市根原区の吉川俊次副区長が締めの言葉を述べ、盛会のうちに終了しました。
富士教育訓練センターでは、今後も地域との連携を深め、自然環境の保全および地域社会の発展に貢献してまいります。
【主催】 富士宮市根原区
【協力】 朝霧高原活性化委員会/富士宮市根原区財産区/東京農業大学グリーンアカデミー/NPO法人あさぎり古里創生ネット/富士宮市立井之頭中学校/NPO法人富士山麓観光まちづくり研究所/富士かやぶき建築 茅吉/パルシステム生活協同組合連合会/富士宮市/富士教育訓練センター