富士教育訓練センター

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2016/06/28

「危険への感受性を」 菅井専務が静和工業(静岡市)安全大会で講話

 全国建設産業教育訓練協会・富士教育訓練センターの菅井文明専務理事は6月24日、静岡市駿河区の静和工業(望月元一代表取締役)の安全大会で「建設業と労働安全衛生〜建設現場の危険と危険予知〜」と題して講演しました。


講演する菅井専務理事
 大会では、社員、協力会社社員合わせて約120人が参加する中、安全標語の優秀作品や優良安全事業所、優良職長、優良安全作業所を表彰するとともに、「安全基本行動を掲げ、全会員が一丸となり事故・労働災害ゼロに向け邁進(まいしん)する」とした安全宣言を行いました。



 来賓として出席した静岡南警察署の田代一彦交通課長は、「車間時間3秒活動」「一時停止場所での二段階停止」の実践による交通事故防止を強く訴えました。また静岡労働基準監督署の西村安弘署長は、@働き方改革A人材不足対策B労働者の安全と健康の確保対策−の3項目が静岡労働局の最重点課題だとして、特に墜落・転落災害、重機災害の防止に向けて、協力業者への安全意識高揚を求めました。
 


 菅井専務理事は記念講話で、災害の発生要因を探った上で、繰り返しの教育や、危険に対する感受性を高めることなどが重要とし、富士教育訓練センターで実施している指差呼称、あいさつの励行が災害防止に有効だと説明しました。さらに、「安全のABC(当たり前のことを、馬鹿にしないで、ちゃんとする)」「報・連・相」「安全の6S(整理、整頓、清掃、清潔、躾、習慣)」の実施を呼び掛けました。



 同社の望月代表取締役は「安全は工事を完成させる上で最も重要なこと」と指摘し、「KY活動で、見えない危険をさらに見つけ出していきたい」と参加者にあいさつしました。


約120人が参加し安全を誓う


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