富士教育訓練センター

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2017/02/23

建設業・リニューアル・ダクトをテーマに 浦和工業高で建設業体験講座

 2月21日、埼玉県立浦和工業高校(さいたま市桜区、大勝浩司校長)の設備システム科1年生31人を対象に建設業出前講座が開かれました。建設業、リニューアル工事、ダクト設備工事をテーマに、それぞれの専門家が講義しました。
 建設業体験講座は、埼玉県建設業協会(星野博之会長)の委託事業として、建設産業共同教育訓練協議会・富士教育訓練センターが実施しているもの。
 初めにミサワホーム建設の鴻巣裕司氏が「建設業」をテーマに講義。特色・魅力について製造業と比較し「お客様の笑顔、喜びが直接見える」「建物が残る、地図に残る」などを挙げ、いかにやりがいのある業種であるかを説明しました。
 また、求められる人材像についても触れ、マナー、積極性、誠実が大切だとし、人間力を高め、認められる「人材」「人財」となるよう訴えました。 
 浦和工業高校 出前


 2時限目は「リニューアル」について、リニューアル技術開発協会の山田昌喜氏が講義しました。山田氏は、リニューアルはメンテナンスと同義ではなく、「建物の使用者が安全で快適に生活または利用できるための全ての措置」であると説明しました。具体的な不具合のあるリニューアル例を紹介し、素人の施主に対して技術者はプロ意識を持つことが重要であると指摘しました。
 最後に講義したのは全国ダクト工業団体連合会の田村行雄氏。田村氏は、ダクト工事に携わると10年で年収1000万円が得られるとした上で、ダクトを分かりやすく紹介して興味を持ってほしいと呼び掛けました。さらに社会人としての姿勢、さらにはリーダーに求められる資質などを説明しました。


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