富士教育訓練センター

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2017/02/23

鉄工協の7人が丁寧に実技指導 大宮工業高で建設業体験講座

 建設産業共同教育訓練協議会・富士教育訓練センターは2月22日、埼玉県さいたま市北区の県立大宮工業高校(宮原浩校長)で建設業体験講座(出前授業)を行いました。今回は協同組合東京鉄筋工業協会(以下鉄工協と略)の会員5社から7人が実技指導を担当、生徒たちに丁寧に鉄筋工事の仕事を教えました。
 建設業体験講座は、埼玉県建設業協会(星野博之会長)の委託事業として実施しているもので、同校の建築科2年生2クラス計77人を対象に座学と実技を行いました。
 座学は、富士教育訓練センターの橋本学講師が担当しました。橋本講師は、建設業の仕組みや魅力を伝える中で、生徒たちに「『(自分は)大宮工業高校建築科を卒業した』と、いろいろな人に話ができるようになってほしい」と、勉学に一層努めるよう励ましました。
 大宮工業高校 鉄筋結束


 実技では、本年度から始まった技能検定3級鉄筋施工(鉄筋組立て作業)の課題に挑戦しました。鉄工協の会員企業から早川謙太郎さん(日新鉄筋)、鈴木弘さん(平子鉄筋)、五味成康さん(リケン)、工藤茂治さん(工藤工業)、飛田良樹さん(飛田鉄筋工業)、飛田拓也さん(同)、大宮工業高校OBの岡拓巳さん(同)の7人が実技指導に当たりました。
 課題は、基礎、柱、梁の取り合い部の鉄筋組み立て。実技は@スペーサーだけ、つまり最初から始めるものAスペーサーの上にベースができているものB柱まで組み立ててあるもの―と作業の段階毎に3グループに分かれて行いました。
 鉄工協のメンバーは、鉄筋結束の仕方にとどまらず、効率的な作業手順やコツまで丁寧に指導していました。飛田良樹さんは「日本は地震の多い国です。このため、鉄筋はとても重要な仕事です。そのことをぜひ頭の片隅に入れておいてほしい」と話すとともに、資格への挑戦を呼び掛けました。


鉄工協会の皆さん 大宮工業高校 出前


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