富士教育訓練センター

　６月16日(金)、神奈川県横浜市内で開催された株式会社キクシマ(神奈川県横浜市・菊嶋秀生代表取締役)　の平成29年度安全衛生大会に、富士教育訓練センター講師の花輪孝樹氏が招かれ『コミュニケーションと安全力』と題して講演しました。
　

　同社は、ことし４月26日〜28日に長野県建設業協会で行われた新入社員研修（富士教育訓練センターが受託）に、自社グループ会社の新入社員５人を参加させたところ、参加者が研修後に書いた感想文に興味を持ち、あらためて個々に話を聞いて今回の講師派遣依頼を決めたということです。
　講演で花輪講師は、「土木・建設の人間はもっと嘴（くちばし）を磨け。他業界は皆さん以上に嘴を磨いている。中（社員）にも外（お客）にも説明責任を求められる時代です」と述べた上で、人前で臆（おく）することなく、堂々と話せる力をつける必要性を訴えました。
　また、現場ではさまざまな職種の方々が同時に作業を行っていることから、的格な指示・連絡が危険を防止し事故を未然に防ぐことになる。このため、「一人一人の日々の何気ない声掛けが現場を大きく変える力になる」とも訴え、「コミュニケーションから現場の安全管理が始まる」と話しました。