富士山も姿を現した梅雨の晴れ間の7月3日、富士教育訓練センター建替工事では、教室棟1階スラブのコンクリート打設が行われました。計画では前週の施工予定でしたが、雨の予報を受けて延期。さらに接近中の台風3号に追いつかれないようと作業を進めました。
教室棟1工区からコンクリート打設をスタート。ポンプ車から流し込まれた生コンをまずはトンボなどで均します。続いて、ランプレート(円盤)を付けたパワートロウェルで均し、さらに3枚ブレードのパワートロウェルを掛けて、床を水平になるよう仕上げていきます。2工区は翌日に無事打ち終えることができました。
本館棟は、翌週のコンクリート打設に向けて、スラブの配筋作業が行われていました。
当日は、鉄筋、型枠、コンクリートと比較的作業が重なっていたことから、現場にはおよそ40〜50人と作業員も多目で“工事日和“という1日でした。
木内建設の河村毅作業所長は、「6月は梅雨時にもかかわらず、思いの外、雨が降らなかったため、工事は順調に進んでいます」と話していました。6月末の進捗率は18・2%となっています。
教室棟、本館棟いずれも8月は鉄骨の建方を予定しています。