本館教室棟建替工事の内部仕上げ工事が本格化しています。軽量鉄骨にボードが取り付けられて壁が生まれ、部屋ができあがってきています。床、壁の塗装なども進められて、鮮やかながら落ち着いた室内・廊下が生まれつつあります。年内は12月29日が作業終了、年明けはセンターの稼働日と同じ1月9日から工事再開です。
まず、教室棟の40人教室での床張り。南向きの教室から光が入る上、木目調の床により一層室内を明るくしています。廊下に出て上を見ると、「見える化天井」があります。東西に走る廊下の天井は、いずれも教材として利用できるよう「見える化」、作業時の汚れもあえてそのまま見せています。
教室棟エントランスから2階に向かう階段の壁は、えんじ色のストライプが奥行きを感じさせ、階段上の朱色の折上天井からは温かい色と間接照明の優しい光が落ちてきています。
2階をそのまま本館に向かいます。廊下の壁は落ち着いたチャコールグレー。隣り合わせたエレベーター部分はえんじ色(「ボルドーレッド」というそうです)で、そのコントラストが楽しめます。「さて廊下の床の色が加わることでどうなるか」と木内建設(梶jの担当者が不安を漏らしますが、たぶん自信の遠回しの言葉でしょう。
大講堂(本館2階)、講師室(本館1階)は共に3方が窓のため実に明るい。南側の現本館が解体されれば、さらに明るくなることでしょう。
建物北側の共用棟と教室棟の渡り廊下はほぼ完成しています。意外に幅が広くなっています。ただ、冬期の雪の降り込みが懸念されますが、壁面の窓枠下部より若干高い位置にもコンセントを設けて、ヒーターで融雪ができるようにしています。
来年1月末までにはほとんどの工事が終わり、2月から各種検査が予定されています。同時に、2、3号寮の解体工事などの外構工事も始まることになっています。