富士教育訓練センター

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2018/01/31

プロの技に驚き 熊谷工業高・建築科で出前授業

 1月30日、埼玉県立熊谷工業高校(熊谷市、猪野敏夫校長)の建築科を対象に建設業体験講座(出前授業)を行いました。昨年12月の土木科に続いて同校で実施したもので、2年生の40人が授業を受けました。今回も協同組合東京鉄筋工業協会(鉄工協)のメンバーの皆さんに実技指導をしてもらいました。プロの技の正確さ、早さに生徒たちは驚いていました。


熊谷工業高校建築科
               ハッカーの扱いに慣れたかな    


 1時限目は座学で、富士教育訓練センターの橋本学講師が「建設業の仕組みと魅力」と題して講義しました。橋本講師は、「皆さんは『熊谷工業高校建築科卒業』という学歴が一生付いてきます。建築のことを伝えられる人になってください」と呼び掛けました。
また、建設業が抱える課題を紹介するとともに、「今はいろいろな施策を講じて、皆さんが入りやすい状況になってきています」とし、「達成感は他の仕事と比べものにならないくらいある」と訴えました。
 2時限目は実技。技能検定3級の課題に挑戦しました。指導に当たったのは、橋本講師、鉄工協メンバーの鞄新鉄筋の早川謙太郎氏、(有)工藤工業の工藤茂治氏、飛田鉄筋工業(株)の飛田良樹氏、飛田拓也氏と、同社の若手職人、東山祐太氏(入社5年目)、上石和希氏(同4年目)の2人を合わせて7人。


熊谷工業高校建築科 両だすき
               「両だすき」の結束も覚えよう


 安全作業への注意を聞いた後、3グループに分かれ、予め用意していたベースに柱、梁を組み立てていきました。慣れないハッカーの扱いに四苦八苦する生徒もいましたが、みんな楽しそうに取り組んでいました。
鉄工協のメンバーは、5、6箇所を一気に結束するプロの腕前を見せたり、1、2級技能検定で使われている結束方法の「両だすき」を教えたりしました。また、生徒たちに建設業、鉄筋業のやりがいや面白さを伝えていました。


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