富士教育訓練センター

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2018/03/15

54人の講師が参加 平成30年度教育訓練打合せ会開催

 富士教育訓練センターは3月10日、完成した新本館2階の講堂に講師を集めて、平成30年度の教育訓練打合せ会を開き、新年度に向けた注意事項などを確認しました。当日は54人の講師が参加しました。
 初めに、打合せ会に初参加の講師8人が自己紹介しました。


教育訓練打合せ会初参加の講師は8人



 続いて、菅井文明専務理事が教育訓練実施状況などを説明しました。この中で、建替工事について「(施設を新しくしたことは)10年100年と教育訓練をしていこうということだ」と話し、「30年度も29年度以上に実績が上がるようにしたい」と呼び掛けました。
 小松原学校長はセンターの教育方針について説明。特に建設産業にあって新入社員の採用が難しくなっているなどを踏まえ、「センターが期待されていることは間違いない。講師の皆さんの思いは訓練生に伝わっている。ただ、世の中は動いているので、それに遅れないように歩いていきたい」と話しました。
 姫木昌弘相談役は、「建設産業は今後もっと厳しくなる。一方でわれわれの仕事はもっと必要性が増してくるのではないか」とし、生産性向上に向けて「製造業と似たことをやらなければいけない。そこで建設産業を変えていくための教育のニーズが出てくる」と指摘しました。
 今回、訓練生の派遣事業主を代表して向井建設の向井隆晃常務取締役が意見を発表しました。向井常務は講師陣の一層の「成長」やニーズの深掘りなどを求め、「現状に甘んじることなく、教育訓練をもっと良いものにしてもらいたい。輝かしい眼を持って卒業する人たちを先生方に送り出してほしい」と訴えました。
 東日本大震災から7年目を迎えたことから、岩手県陸前高田市出身の村上幸一講師(担当・型枠)が、津波発生時に「山へ逃げろ」と叫んだために今も声が枯れていると話し、当時の生々しい状況などを紹介しました。
 打合せ会では、この他、講師規程、入校ルールなどを確認しました。


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