8月8日、富士教育訓練センターでは、京都府府議会の「産業の担い手の確保・育成に関する特別委員会」の視察を受けました。視察したのは委員12名(自民6名、公明1名,共産3名、府民クラブ2名)と事務局2名の計14名でした。
実習の現場も視察
京都府府議会の池田正義委員長からは、「センターで取り組んでいる建設技術者・技能者育成の取り組みについてその成果、現在の課題などを伺い、今後の取組みの参考とさせていただきたい」とのあいさつがありました。
これに対しセンターの菅井文明専務理事は、冒頭、京都アニメーション放火事件の犠牲者に対し哀悼の意を表し、その後、センターの設置の経緯、役割、実施している訓練、課題についてビデオ映像を交えて説明しました。
視察では、施設と当日行われていた4コースの教育訓練を見学。委員の皆さんは、「ゼネコン社員に現場施工実習がなぜ必要なのか」「関西から研修受講者が少ないのはなぜか」「施設の建築費や運営費をどうしているのか」など熱心に質問しました。