11月24 日、富士教育訓練センター(以下、センター)で、公益社団法人全国鉄筋工事業協会(岩田正吾会長)主催の第3回全国鉄筋技能大会(TETSU-1 GRAND PRIX)が開催されました。本大会は平成27年度に第1回をセンターで行い、平成29年度に第2回を幕張メッセで、そしてことし令和元年度に再びセンターに戻り実施したものです。
国土交通省建設市場整備課の松居孝道企画専門官からトロフィーを受ける第1位の和田氏
北は北海道、南は沖縄まで全国の予選会を勝ち抜いた33名の選手が集い、選手以外にも多数の応援団が来場しました。選手は前日から宿泊。応援団の中には早朝6時30分頃から大型バスなどで駆け付ける方々もいました。
競技は午前9時30 分からを前半、昼12時20分からを後半として、それぞれ80分の競技時間の中で行われました。競技課題は、前回同様、技能検定鉄筋組立1級の課題に、はら筋1段を追加するもの。30名の採点員による厳正な審査の末、採点委員長の菅井文明全国建設産業教育訓練協会専務理事による結果発表がありました。
第1位(国土交通大臣賞)には関西代表の和田浩茂氏(富田興業梶jが輝き、賞状とトロフィーが贈られました。またマックス鰍ゥら自動結束機が副賞として贈られました。準優勝(国土交通省土地・建設産業局長賞)は北海道代表の松本兼一氏(丹羽鉄筋興業梶j、第3位(全国鉄筋工事業協会長賞)は長野代表の中村翼氏(マルゼン建鉄梶jがそれぞれ受賞しました。
競技は体育館で実施されていて、応援団や来場者全てを収容できなかったこと、またセンターの施設が新しくなったことから、今回初めて競技の実況をYouTubeでライブ配信しました。本館2階の講堂でも同じくライブ配信を放映していました。
なおYouTubeの配信は、現在もYoutubeアカウント「全鉄筋」配信の下記URLからご覧いただけます。ぜひご覧下さい。
https://www.youtube.com/channel/UCpemgbsY8trLpvQp7Yngd4g