富士教育訓練センター

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2021/03/30

新型コロナ対策で職員が行動訓練 富士教育訓練センター

 富士教育訓練センターは3月25日、新型コロナ感染防止の一環で、体調不良者発生時の職員の対応訓練を行いました。令和3年度のスタートを控え、訓練生を受け入れるに当たってコロナ対策を万全にして臨むのが目的。

発熱者発生を想定した職員の訓練の様子 発熱者発生を想定した訓練の様子

 訓練は、2つのケースを設定して行いました。最初のケースは、午後1時に、男子訓練生1名が居室にて37.5℃以上の発熱をし、その報告を事務所で受けた場合を想定したもの(発熱者と同室の訓練生2名)でした。また次のケースは、早朝6時、女子訓練生が居室にて37.5℃以上の発熱をし、その報告を宿直者が受けた場合を想定したもの(発熱者と同室の訓練生1名)でした。
 職員が発熱した訓練生(感染が疑われる者)、発熱者と同室の訓練生(濃厚接触の疑われる者)、センター側のコロナ担当者(情報を一元管理する担当)、発熱者、同室者を隔離スペースに案内をする案内者になって、実際にどのような動き方をしたら良いのかを、先に作成したマニュアルを元に確認しました。
 訓練は本番さながらの緊張感を持って進められました。実際に動いてみると、「発熱者が居室にいて、同室者が教室にいる場合があるから、教室まで案内者が迎えに行った方がいい」、といった意見や、「同室者待機所の外でなく中に入って説明した方が良いのでは」という意見も活発に出されていました。
 訓練修了後、菅井文明専務理事は職員に対して「こうした実際を想定した訓練をすることで、いざというときに自信を持って行動できるようにしてください」と話しました。
 また、当日は、消防訓練も合わせて実施しました。
火災報知器から火災の発報を受けた場合の複合火災受信機等の取扱い手順を確認しました。おさらいも兼ね、機器自体の操作方法から現場確認・消防への連絡といった流れを確認することで、有事の際にどう対応をするべきなのか再確認をしました。また普段押すことのない火災報知機のベルを職員が押して、解除しました。非常事態の際には落ち着いて対処できるようにと職員一同気を引き締めました。
 当日は職員以外にも講師や指導員も参加しました。






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