山梨敏幸会長は4月1日、静岡県富士宮市の富士教育訓練センターを訪れ、職員一同に対し訓示、「職業訓練校の総本山としての期待値が高く、皆さんの使命が重いことを自覚してほしい」と訴えました。

山梨会長は「訓練センターから巣立って行った技術者、技能者が今後の建設業を支えていく」と指摘し、技術者、技能者が不足する中で、訓練センターで教育訓練を受けた方々が「大活躍するようになってほしい」と話しました。
また、センター・オブ・センターズとして講師派遣や、テキストの共有、講師養成など実現できるよう期待。その上で、そうした「大事な仕事」を職員がしている自覚を持つよう求めました。
さらに、昨年、本年と2年連続して実施しているハラスメント研修を踏まえて、ハラスメントを防止するために、普段から講師・職員と訓練生との交流が大切だとし、「信頼し合って、楽しく、厳しくしてほしい。嫌なことがあったら、その場で言ってもらう、相談するようにしてもらう。そのことを心してほしい」と注意を呼び掛けました。