職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会・富士教育訓練センターは2月20日、静岡県富士宮市の大沢川遊砂地で国土交通省富士砂防事務所が主催する「無人化施工バックホウ見学会」に参加しました。見学会は2日間行われ、行政や建設会社など合計66名が参加しました。


近年自然災害のリスクが高まっており、富士山火山噴火や南海トラフ巨大地震の発生が懸念されています。災害復旧の現場において、無人化施工重機により災害復旧工事を進めるケースも増えてきていることから、富士砂防事務所では今後無人化施工重機の活用機会が増える可能性があるとみて、今回の見学会を開催しました。
参加者は4班に分かれて、4つの内容(無人化施工操作、ロボQS、UAV自律飛行、大沢遊砂地説明)について順番に見学しました
ロボQSは非遠隔操縦式のバックホウでも遠隔操縦が可能となる装置。バックホウ本体の改造を必要とせず短時間で簡単に着脱ができ、災害発生直後の緊急的な初動の応急復旧作業に適しているとのこと。見学会ではロボQSを装着したバックホウの操縦体験を行いました。
