「第36回ジェイシフ全国技能競技大会」が東京ビッグサイトで開催

 11月19日(水)から21(金)の3日間にわたり、関東建設インテリア事業協同組合(ジェイシフ関東)、日本建設インテリア事業協同組合連合会(ジェイシフ)主催の「ジェイシフ全国技能競技大会」が東京都江東区の東京ビッグサイトで開催されました。

材料の変更で難易度が高まった壁装仕上げに取り組む選手

 この大会は、床材・壁装材の技能士の育成、その技術の周知と継承を主目的とするもので、今回が第36回。職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会(富士教育訓練センター)は、国土交通省、東京都、中央職業能力開発協会と共に大会を後援し、加賀美専務理事が開会式、表彰式に参加するだけではなく、競技中の選手応援も行いました。

ギャラリーの集まる中で作業を進める床仕上げに参加した選手たち

 初日の壁装仕上競技には全国から16人の選手が参加。今年は課題の変更の他、使用する素材の変更もあって難易度が増し、制限時間内に作業を完了した選手はほぼ半数にとどまりました。その中で優勝はジェイシフ中部の田中真弥さん、準優勝はジェイシフ信越の本藤優利さん、第3位はジェイシフ関東の鈴木洋貴さん、敢闘賞(全国建設産業教育訓練協会会長賞)はジェイシフ関東の篠栄一さんが受賞しました。

加賀美専務理事が敢闘賞の篠栄一さんに賞状を贈る

 また、2日目の床仕上競技にも全国から14人の選手が挑み、優勝はジェイシフ関東の坂井陽人さん、準優勝はジェイシフ中部の竹内聡さん、第3位はジェイシフ信越の小出哲也さん、敢闘賞(全国建設産業教育訓練協会会長賞)はジェイシフ関東の久野広大さんがそれぞれ受賞しました。

 両競技とも競技終了時間が近づくほどギャラリーが増え、更に平井親和会商店街振興組合公認キャラクターのこーた(幸多)くんもイベント盛り上げに貢献し、今年も賑やかなイベントとなりました。

壁装仕上競技の参加選手とジェイシフ役員
床仕上競技の参加選手とジェイシフ役員