道の駅「朝霧高原」の事業主体である国土交通省、富士宮市と、運営責任者の㈱富士山は12月11日、富士宮市根原の同所で防災避難訓練を行いました。富士教育訓練センターからは、米良力校長、高村隆総務部長ら職員5人が参加しました。
本訓練は、災害発生時に道の駅「朝霧高原」が保有する防災機能が迅速、円滑に機能するよう、3者が連携して実施したもの。今回は、震度6弱(南海トラフ地震による)、津波被害や噴火被害はなく、人的被害は来訪者に1人負傷者が発生したとしたもの。また全館停電が起き(ただし、非常用発電機は稼働)、トイレの通水が不良の状況を想定しました。
参加した皆さんは、あらかじめ計画したマニュアルに準じ、真剣に取り組みました。
終了式では、国交省静岡国道事務所の矢原邦行保全管理第一課長が、今回の訓練について「訓練以上のことは実際に災害が発生したときにはできないものだ。今回の訓練の中で見つけた不具合を早期に是正したい」と話しました。
訓練後には、訓練センターの寮や食堂、設備などの見学も実施しました。

開会の挨拶をする㈱富士山、望月社長
