初めに、ミサワホーム建設鰍フ鴻巣裕司氏が「建設業とは?」と題し、建設業の就業者数や企業数、役割などを紹介した上で、「建設業は1人ではできない仕事であり、一人ひとりが責任のある仕事」と説明。生徒たちに、人間としての魅力を高め、「あいつとなら一緒に仕事をしたいと思われるようになってほしい」と呼び掛けました。
続いて、NPO法人リニューアル技術開発協会の山田昌喜氏が、マンションのリニューアル工事や建設業の仕組みなどについて生徒たちに問い掛け、その答えに対して「なぜ、その理由は」とさらに考えさせるよう講義しました。また、建設生産のどのパートにあっても「施主に向かって仕事をしてください。そういう方向性を持って仕事をすることが大切」と訴えました。
最後に、関東ダクト工業会の副会長で、渇涛。製作所(神奈川県藤沢市)社長の渡邊広光氏がダクト工事について講義。「父親の電気屋を継がずに、この仕事で親方になりたいと言って20歳から飛び込みました」と自己紹介しながら、ダクト設備の重要性を説明しました。渡邊氏は、自動化が進んだダクト工事にあっても「現場は必ず人がいないと仕事にならない。工事は人間の手が必要」として、若い人たちの参画を求めました。