全国建設産業共同教育訓練協議会・富士教育訓練センターは11月17日、埼玉県建設業協会の委託事業として埼玉県立熊谷工業高校で建設業体験講座(出前授業)を行いました。建築科2年生の40人が建設業の仕組みを学ぶとともに、鉄筋組立の実技に挑戦しました。
出前授業の1時限目は座学で、「建設業の仕組みと魅力」と題して、センターの橋本学講師が技術者、技能者の仕事と役割などを楽しく、わかりやすく紹介しました。
2時限目は実技で、ベース、柱、梁の鉄筋組立にチャレンジ。橋本講師の他に、協同組合東京鉄筋工業協会から応援に駆け付けた飛田鉄筋工業の飛田拓也さん、木村秀郎さん、日新鉄筋の早川謙太郎さん、佐々木力さん、工藤工業の工藤茂治さんの5人も指導に当たりました。
生徒の皆さんは、初めは職人の方々を前にして緊張の面持ちでしたが、作業していくうちに堅さもほぐれ、積極的に組んでいました。明るい雰囲気の中、ベース、柱、梁を無事に完成させました。