富士教育訓練センター

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2017/08/03

「育てなければ『人手』にならない」根本国交省政務官らが視察

 8月2日、根本幸典国土交通大臣政務官が富士教育訓練センターを訪れ、訓練や施設を視察しました。根本政務官は視察を終えて「人手不足というが、人も育てなければ『人手』にならない。(センターの)取り組みはありがたい。引き続き、現場を担う若い人を皆さんの力で育ててほしい」と話しました。
渡辺講師と


                           渡辺講師(右)と話す根本政務官


 視察に訪れたのは、根本政務官、塚原浩一中部地方整備局長、鈴木英二郎大臣官房審議官(土地・建設産業局担当)、出口陽一建設市場整備課長、西口学中部地方整備局建政部長ら10人で、センター側からは才賀清二郎全国建設産業教育訓練協会会長、内山聖副会長、菅井文明専務理事が出迎えました。
工事視察 河村所長が建替工事説明


 センター到着早々、根本政務官は「建設現場は人材が全て。こういう所で人材教育をすることは、これからの建設業をしっかりと担ってもらうには何よりも大切なこと。きょうは楽しみにしてやってきました」とあいさつしました。
 菅井専務理事による概要説明の後、早速視察に移り、まず、現在進められている「本館・教室棟建替工事」を現本館2階ベランダから見学しました。施工を担当している木内建設の河村毅所長が、完成予想図などを示して説明しました。
 訓練生らと共に同じメニュー(豚肉と卵の炒め物、焼きうどん、ロールキャベツ、味噌汁)で昼食。続いて、食堂がある共用棟の浴室や機械室、宿泊棟の訓練生、講師の居室などを見学しました。外に出て機械実習場、鉄骨躯体教材、技能実習場、さらに内装実習場にも足を運びました。
村上講師と 


                     村上講師(右)から訓練の説明を受ける


 根本政務官は、技能実習場では型枠の村上幸一講師、内装実習場では内装の大柳泰彦講師、左官の渡辺好章講師からそれぞれ教育訓練の内容などについて説明を受けました。岩手県から講義に来ている村上講師とは東日本大震災のこと、渡辺講師とは健康法なども話題に。また両講師の年齢が80歳と聞いて驚いていました。
 視察後、根本政務官は「(センターは)職人をしっかりと育てているのだな。日本全体として教育訓練に力を入れていかなければいけない。このような取り組みをしてもらいありがたい。同時に職人という前に人として、社会人としてどうあるべきかをきちっと教えていることは素晴らしいこと。引き続き、現場をこれから担う若い人を皆さんの力で育ててほしい。そうすることが建設業の持続的発展に資するだろう」と話しました。


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