富士教育訓練センター

建設産業の優秀な“人づくり”をサポートする全国規模の「広域的職業訓練施設」です。

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2018/10/04

開校時の熱い思いを新たに 〜本館教室棟建替工事竣工、建替事業完了のごあいさつ〜

建替事業完了のお知らせ
 このたび、当センターの本館教室棟が外構工事を含め、無事完成いたしました。同時に本工事の完成を持ちまして、当初計画しておりました建替事業がすべて完了となりました。
これもひとえに、国土交通省、厚生労働省、建設業振興基金、出えん各団体、建て替え等整備募金支援団、当協会会員団体並びに訓練生派遣企業など、多くの皆様方のご理解とご支援の賜と心より感謝申し上げます。
 9月28日の竣工式には大勢の皆様に遠路お出かけいただき、誠にありがとうございました。重ねて御礼を申し上げます。


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 また、施工を担当されました地元、静岡の木内建設様には、富士山の麓という厳しい自然環境の中、たいへんご苦労され、このような素晴らしい施設を実現していただきましたことに御礼を申し上げます。本当に施工していただいて良かったという気持ちです。


 センターを訪れる訓練生の皆さんには、厳しい訓練の日々を送る中にあっても、安全、安心、そして快適な環境を用意することができたのではないかと自負をしております。ぜひ、センターでの研修をしっかり受けて、会社にもどったら、自分の成長した姿を社長に見せてもらいたいと思います。


残念なこと
 さて、思い起こせば、建替事業が実現する、そのきっかけをおつくりいただいた太田前国土交通大臣のご視察から、早5年が経ちました。この間、いろいろなことがございました。私にとって何よりも残念なことがございます。一緒に汗を流して、この建替事業を進めてまいりました全鉄筋の内山聖さん、全室協の石田信向さんという2人の副会長が、今ここにいてくれたなら本当に幸せだったなと、ということです。センターの竣工を手を取り合って喜びたかった。2人の笑顔を見たかったとつくづく思います。かえすがえす残念でなりません。
 建替事業が完成したことで、私の仕事は90%終わったのかなという気持ちでありますが、まだまだ不足するところはあります。けれども、とりあえずはわれわれが目的とするところはできたという喜びがふつふつと湧いてきます。


業界への一層の貢献誓う
 皆様にはご承知のことと存じますが、当センターは、約20年前、専門工事業者団体などが自ら技能者を育てようという思いからスタートしました。その思いが多くの人を動かしてセンターが実現したわけです。わたしたちは、今回、新しくなった施設を前にして、当時のその熱い思いを新たにしなければなりません。
 なぜなら、建設産業は今、他産業との人材獲得競争でたいへん厳しい局面に立たされています。業界、企業は、働き方改革や生産性向上を強力に進める必要があります。当センターが「建設産業における教育訓練体系の中核的センター」として、そうした課題の解決に少しでもお役に立つよう、未来を担う技能者・技術者をこれまで以上にしっかりと育てていくことで、建設産業の一層の発展、建設産業の未来に貢献してまいりたいと存じます。
 どうか、皆様方には、今後、より一層のご支援をお願い申し上げます。
 
 平成30年10月吉日
     職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会会長 才賀 清二郎


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