職業訓練法人全国建設産業教育訓練協会・富士教育訓練センターは6月14日付けで、『新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた富士教育訓練センター運用ガイドライン』を第4版に改定しました。今回は、入校前3日前のPCR検査または抗原検査の実施を追加した他、発熱者(体調不良者)と同室だった訓練生への対応、発熱など症状がない体調不良の場合の対応などを明確化しました。
入校3日前にPCR検査または抗原検査については、すでにことしのゴールデンウイーク明けから実施しているもの。陰性が確認されてからの入校をお願いしています。自分では知らないうちに感染した状態(無症状感染)で入校されますと、施設内感染が発生し、クラスターが発生する恐れがあります。このため、陰性を証明する書類を提出してもらうようにしました。
発熱者と同室だった訓練生に対しては、これまで隔離スペース(部屋)で待機していただくことにしていましたが、5月以降の状況を踏まえ、同室者用の隔離スペース確保には限界があると判断、発熱者同様に帰宅していただくようにしました。
また、新型コロナの症状が見られない体調不良、いわゆるグレーゾーンのケースについては、コース担任のセンター職員などに相談した上で、訓練生が講義に出席することを認めました。ただし、1日2回の検温をお願いし、3日程度経過観察。その上で体調が改善されない場合は、派遣事業主に相談した上で、帰宅先の医療機関で診察を受けてもらうことにしました。
ガイドラインは、当ホームページのトップページ、新着ニュースの上にあるバナーまたは、サイト内「センターについて」の「寮生活の一日」に掲載していますので、ご覧ください。