富士教育訓練センター

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2023/02/08

鉄筋施工技能士3級の実技課題で実習 大宮工業高校で出前授業

 富士教育訓練センターは2月2日、埼玉県大宮工業高校(埼玉県北区、清水雅己校長)で建設業体験講座(出前授業)を行いました。建築科2年生が技能検定3級鉄筋施工(鉄筋組立て作業)の実技課題に挑戦しました。埼玉県建設業協会の委託事業として同県内の工業高校などで実施しているもの。

形ができてきた 鉄筋施工技能士3級実技課題に取り組む

 建築科2年生の2クラス(計67人)が、それぞれ2時限(1時限目が座学、2時限目が実技)にわたって授業を受けました。

 座学では、富士教育訓練センターの山寛講師(向井建設(梶j)が担当し、「建設業の仕組みと魅力」をテーマに講義しました。建設業の技術者と技能者の違いなどを分かりやすく解説した上で、社会人として求められる人物像に触れ、「元気であいさつしてください。正直であってください」と強く訴えました。また、40歳の自分を思い描き、その目標を達成するため、「入社5年、23歳、26〜27歳など段階ごとの目標を設定すれば、何をやればいいのかが見えてくる」とアドバイスしました。

建設業の役割と魅力を講義 座学では社会人として求められる人物像も説明

 実技では、協同組合東京鉄筋工業協会(飛田良樹理事長)の叶M和鋼業(さいたま市桜区)、藤工業梶iさいたま市岩槻市)、潟с}ガタ鉄筋工業(八王子市)、飛田鉄筋工業梶i戸田市)の4社の計8人と、富士教育訓練センターの橋本学講師の指導の下、鉄筋施工技能士3級の実技課題に取り組みました。
 生徒たちは3班に分かれて、ベース筋、柱筋、帯筋、梁筋、あばら筋と順に組み立てていきました。ほとんどの生徒がハッカーを初めて手に取ったため苦戦しながらも、丁寧な指導に助けられて課題を完成させました。飛田拓也東京鉄筋工業協会青年部会長は「皆さん、楽しそうに取り組んでくれた」と話していました。飛田理事長は実技終了後に「ぜひ、皆さんの就職先の視野に入れてもらえば幸いです」と生徒たちに呼び掛けました。



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