富士教育訓練センター

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2024/02/14

センター建て替えに情熱を傾けた 才賀前会長「お別れの会」が開かれる

 全国建設産業教育訓練協会の前会長、故才賀清二郎氏のお別れの会が2月13日、東京都千代田区のパレスホテル東京で開かれました。行政、業界、団体など多くの方々が訪れ、才賀氏との別れを惜しみました。

才賀清二郎氏との別れを惜しむ       多くの参会者が故才賀清二郎氏との別れを惜しむ

 お別れの会は、建設産業専門団体連合会、建設技能人材機構が主催(実行委員会)、全国建設産業教育訓練協会、日本建設躯体工事業団体連合会、東京建設躯体工業協同組合の3団体が共催。午前中が式典、午後は一般参会者による献花が行われました。
 式典では、実行委員長を務めた建設産業専門団体連合会の岩田正吾会長が、才賀氏には「現場は職人で成り立つという強い思いがありました」と述べて開式し、続いて、戸田建設代表取締役社長の大谷清介氏、建設経済研究所理事長の佐々木基氏、50年来の付き合いのあった関根建設代表取締役会長の関根久男氏―の3氏が弔辞。
 大谷氏は「建設業界の担い手不足に誰よりも危機感を抱かれ、その思いが富士教育訓練センターの建て替えにつながった」ことを、才賀氏の技能労働者のための取り組みの一つとして挙げました。また、佐々木氏も「思い出深いのは、富士教育訓練センターの建て替えに情熱を傾けられた姿だ」と指摘し、「人づくりの必要を説かれ、その強い思いが関係者を動かした」と述べました。
 関根氏は「われわれの業界においても大変大切な人だった。団体組織のリーダーとして、団体の発展に多大な貢献をされた」とし、「もっともっと長生きして業界の後進の方々の良き相談相手として、自分の話し相手として頑張っていただきたかった」と深い悲しみを訴えました。

 喪主の才賀組代表取締役の才賀孝司氏は参会者へのお礼のあいさつで、「故人も多数のご参会に喜んでくれると思う」とするとともに、送る会が開かれたことを「当社としても親族としても光栄の至り」と関係先への感謝の意を表しました。さらに、自身にとって「故人が公私共に大きな壁、まさに万里の長城のような人だった」と述べました。

才賀孝司氏代表取締役 お礼を述べる才賀組の才賀孝司代表取締役

 お別れの会の会場別室には、才賀氏を偲ぶコーナーが設けられ、富士教育訓練センターでの活動の日々などを紹介した写真パネルや、平成23年の旭日中綬章の勲章などを展示していました。




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