富士教育訓練センター

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2020/02/19

建設業の魅力を伝える  熊谷工業高校で建設業体験講座

 埼玉県立熊谷工業高等学校(埼玉県熊谷市、野口真司校長)で2月14日、建設業体験講座(出前講座)が開かれました。向井建設株式会社の山寛講師と、協同組合東京鉄筋工業協会の五味成康講師(リケン株式会社)、工藤茂治講師(有限会社工藤工業)、小松正義講師(平子鉄筋株式会社)、飛田拓也講師(飛田鉄筋工業株式会社)、平良拓海講師(飛田鉄筋工業株式会社)が建築科2年生の約40人に建設業の仕組みと魅力をテーマに講義するとともに、3級鉄筋施工の課題組立の実習を行いました。

熊谷工業出前授業1さあ、鉄筋結束実習
 出前講座は、埼玉県建設業協会(伊田登喜三郎会長)の委託を受けて、富士教育訓練センターが実施しているもの。
 山講師は、建設業の魅力について「地図に残る仕事」であるとし、実際に自分が携わった建物を完成後に見に行くのも面白いと話しました。また魅力の2つ目として「人々の記憶や思い出に残る仕事」であると訴え、自分達が携わった建物に多くの人が訪れ、楽しい時間を過ごし、思い出をつくるかもしれないし、大きなイベントが開催され感動を与えるかもしれないと述べました。さらに、3つ目の魅力は「歴史に残る仕事」であること。自分が関わった建物が遠い未来まで残り、ピラミッドや城といった建造物の様に歴史的建造物として人々を魅了するかもしれないと伝えました。

熊谷工業 出前授業2建設業の魅力とは
 協同組合東京鉄筋工業協会の五味、工藤、小松、飛田、平良の各講師は、鉄筋の組立実習を通して「ものづくりの楽しさ」を伝えました。鉄筋は骨組みであり普段は見ることができないが、見えないからこそしっかりと組み上げなければならないものであることを教えました。約40名の生徒は3班に分かれて3級鉄筋施工技能士の実技試験課題の組立を行いました。生徒たちは休憩時間も忘れて夢中に組み上げ、完成した時の顔は達成感に満ち溢れていました。


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