関東建設インテリア事業協同組合(ジェイシフ関東、高野寅吉理事長)による「ジェイシフ関東能競技大会」が9月10日、東京都墨田区のすみだ産業会館で開催されました。
競技は、プラスチック系床仕上競技(長尺シート/塩ビタイル等)と壁装仕上競技(塩ビクロス/壁紙等)の2種目。課題は、1級技能検定を上回る高度な内容のもので、21名の選手が技を競いました。
参加選手の年齢は、25歳から57歳で平均年齢は42歳、経験年数は、4年から33年で平均経験年数21年。また、関東以外からの選手や女性選手の参加もあり、大会の広がりが見られました。
観客のいる中で緊張があったのか制限時間内に完成できない選手もいましたが、3時間20分の制限時間内で技の正確さ、出来映え、早さを競いました。
優秀者には、東京都知事、全国建設産業教育訓練協会等からの表彰がありました。
平日開催にもかかわらず多数の来館者があり、職業能力開発センターの生徒の姿も見かけられました。イベントでは協賛企業、協力企業からのプレゼントの贈呈や、来観者の目で優秀選手を選び出すギャラリー賞の発表もあり、大いに盛り上がりました。
表彰された選手からの「4度目の挑戦で賞をいただけた」、また審査員からの「一にも二にも練習を重ねることが大事」との話が印象的でした。